2015年9月3日

業務上日報的な仕組みが必要性を感じているが、どういう風にやれば都合がいいのかいまいちよく分からない。

今までも何回かやろうとして結局挫折していた。その原因を順不同にあげると……

 

1. 作業が煩雑

2. iPhoneでしか入力できない

3. モニターだと一覧性に難がある

4. そもそも日報の活かし方が分からない(分からなかった)

 

自分としては1.と2.が一番の問題だった。3.は結局手書きでも一覧性に限界はあるし、(たとえばノートを)パラパラ見るよりも検索可能な状態にすることの方が業務上重要である。4.については経験を踏んでわかるようになった。数年後急に「この時期何をしていたか」「この時期使っていたデータを使いたい」といったことが出てくる。そんな時にログが残っていると便利なのだ。

 

さて、それでは未解決の原因1.および原因2.への対策を考える。

 

1. 作業が煩雑

手軽に記録するにはどうすれば良いか。だいたい以下の二択に落ち着く。

iPhoneを使う→原因2.とコンフリクトする。

手書き

 

2. iPhoneでしか入力できない

TimeLogger2というアプリやiライフログというアプリを使っていた時期もあり、とても良くはあったのだけど、どちらも結局続かなかった。

TimeLogger2の問題

これは普通によくできたアプリなんだけど、個人的に問題になってくるのは次のようなこと。忘れてなければ簡単にログが取れるが、作業が終わってから取ってないことを思い出すと、具体的にどれくらい作業してたかが分からなくなる。作業時間合計の集計がいい加減になり、だんだん気が進まなくなってくる。

 

ではどうするのが良いか。データ形式はあらゆるものを許容し、とにかく1日やったことをひとつのパッケージとしてまとめられるような仕組みを使うのが良いのではないか。となると、やはりEvernoteが母艦になりそう。

具体的には、手書きのメモは写メっておく、やったことはiPhoneのメモでも何でも使って残すか、あるいはそれをすぐにEvernoteにメールで送るとか。

それで、本当は全部自動でできればいいんだけど、当面はInboxに1日で溜まったソースを整理する。整理の仕方はタグベースが良いように思う。タグをどの程度厳密に設定するかをちょっと検討しよう。「 > 」はタグをネストしているという意味。

 

タグのつけ方1. 2015年x月y日 

記入は簡単だが、タグリストにドバーっと並んでしまうのが難点。あと、ノートが溜まってくるとタグ付けする時に候補が大量に出てきて操作が重くなりそう。

 

タグのつけ方2. 2015年 > x月y日

年単位で振り返る。タグ一覧を開いた時に微妙な感じになるのが容易に想像できる。

 

タグのつけ方3. 2015年 > x月 > y日

タグをつけるのが一番面倒。タグリストから見つけるのはとてもやりやすい。年、月、日単位で絞り込める点はメリットだろう。

 

妥当なのは3. かな……。あんまりすっきりはしないが。

タグをつけずに、ノートの作成日で検索することで日報とする手もあるにはある。指定日以前、以後両方とも検索条件に加えられるので、条件を使って絞り込めば良い。しかし、そもそも探す手がかりが漠然としている時は、手間をかけずに見返せた方が便利である。また、日報として扱いたくないノートと差別化するにはまた別の条件設定をしなければならない。煩雑さでちょっとダメ。なので、月単位くらいをまとめてザッピングする手間はタグの方に軍配が上がる。

というわけで、とりあえずタグでやってみよう。一週間くらい仕分けが溜まっていても、そんなに時間はかからないだろうし。気楽にやるぞ〜。

 

追記

タグの付け方は3.でもダメ。タグを選択して行った際に、他の年度の月、日と混ざってしまう。絞り込みの精度を犠牲にして、「2015年x月」という風につけるのが妥当かも。